「 なんとなく2文字から浮かぶこと 」 一覧

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そんなものは無視して良い。

おそらく「幸福」のイメージを、「すべてが満たされている状態」にセッティングしていることからくる間違いなのではないだろうか。

今、「俺の持つこの石は、その肉1kgに相当する。肉屋よ交換しろ」と言っても、信用が得られない。

自分の可能性を否定するような言葉を吐きながら、自分の未来は絶対に高まっていかない。誰かのやっていることを中傷しながら、自分の人生は良くなっていかない。他人を呪いながら、自分は祝えない。

自分は無宗教です、と言い切ってもしまえる世の中に住んでいる我々は、幸せなのか、それとも不幸せなのか。

なのに、人間の暮らしには意味があって、人生には理由がある。あるように感じる。悩みや試練には意味があって、つらさや苦しみには理由がある。あるように感じる。そんなわけがないではないか。

吉田拓郎の唄の中に、こんな歌詞がある。

すでに親を殺され娘を凌辱され、土地を奪われ故郷を追われた人々が「次は俺の番」だと攻撃の機会を待っている。

昨日ウチに来た仔猫にだって、歴史はある。

「社会が許さない」と言われれば、どこへ謝りに行けばいいのだろうか。

問題意識という意味では、差別問題の根を「歴史や伝統などのどうしようもない部分」に求めて開き直ることはしてはならないのだ、と芯から思っているし、またそれをかさに着る世代が早くこの世から退場してくれないか、とも思っている。

「え？AO入試とか、社会人の大学受験できますよ。今から勉強したら？」と言ってもそういう人は「それは無理。ああ、勉強しといたらよかったなぁ」と繰り返すばかりで、いっこうに資料を取り寄せようとすらしない。

意見なんてない。普通はない。何かについて「何かご意見は？」と言われても、意見なんかない。

今の不完全で弱い自分が、２倍に増えてもダメ人間が増えるだけで、なんら「人間」という種族にとってプラスにならない。

ニュースでは被害者は「女性」で加害者は「女」と切り分けられる。まるで被害に遭うということそのものにあいまいな「女性」があり、加害する場合にはれっきとした「女」という自覚があるかのように聞こえる。

明るく陽気に振る舞うという行動と、陽気で明るい性格、というのは同じではない。