見たもの、思うこと。

実は行ってた「平将門公像」(画像23枚)

 

前回、

 

平将門を祀る場所、へ来た。(写真40枚)

 

で紹介した

「国王神社」。
「延命院(胴塚)」。

実は「将門の像」が大きく置かれている場所が、近くにあるのでした。

 

それは、ここです。

総合文化ホール ベルフォーレ

ベルファーレ、は六本木にあったディスコですよね。
あれ、ベルマーレは?あれは湘南ベルマーレ。Jリーグのサッカーチーム。なんてことをぼーっと立って考えていました。とにかく静かなところだ…。

駐車場も数十台は無料で停めていいスペースがあります。数台の車の隙間で、おじさんがおばさんと地べたに座って何か話をしてる。何してるんだろう。

その中庭に、どどんといらっしゃいます。

やはり将門公は、馬に乗っていないとサマにならない。

烏帽子をかぶった、品のある姿。もしかすると単純に、ヨロイカブトより作りやすいとか…イヤイヤ、こういう姿も、「さすが桓武五代の後衛」な感じがして雅です。

 

 

このホール、実はこの中庭をグルーっと取り囲むようにレリーフのようなものがあって、それがとにかくものすごい。

 

 

反射して見えないんですがw、よく見ると

あけぼのから未来まで

岩井市の豊かな大地は
市政20周年を記念し
新しい文化を願い
ベルファーレを築く

岩井のあけぼのから未来社会までを
テーマとした__をレリーフに
わが街の持つすばらしい歴史と文化を
中学生全員が参加し描き上げた作品である

平成_年11月 吉日

岩井市

と書いてあります。ちょっと読みにくいところはわからないですけど。
そして下の方には確かに、「中学生1,836名」と書いてあります。
この規模、すごいですよ。

 

岩井市の「あけぼの〜未来社会」ですからね。

まず。

え、「あけぼの」ってそこから行くの???
大地が噴火してる感じの頃?40億年前、的な???

そうなのか…確かに。原始人みたいな時代を経て、奈良・飛鳥時代を抜けて平安時代、か…。だんだん、このホールのメインエントランスへ近づいてきます。そしてその頃、ちょうど平将門公の時代になる、ってことですね。計算されてます。

どーん。

ほら。

すごい。土地の英雄、完全なる特別扱い。

これほんとに中学生が作ったの?っていう迫力。

 

偉人「鯉に乗ったおばさん」。知らない誰ですかこれ。

この土地の、農作業をしている人らは皆、微笑んでいます。
いつ独立してもおかしくないほどに豊かだった坂東。ゆえに支持を集め平将門が立ち上がったことはこの地域の誇りであり、しっかり受け継いで行くべき記憶なのですね。

まだまだ続きますよ。

近代〜現代。

 

これは…戦争ですね。キノコ雲がある。現・岩井市に原爆は投下されたわけではないけれど、日本の歴史にとって、やはり最大級の出来事ですから。

 

そして、うっ、見慣れない形状の建物が…この辺から…未来か…。

 

最後はわりと古めかしいタイプのUFOと知的生命体と思しきタコ人と無重力空間で直接コンタクトをとる岩井市民、みたいなところで終わります。さすが中学生、ここ楽しいですよね。自分も中学生だったらここ作りたかったw

よく見ると右上には「IWAI MOONのたび」と書いてある。いやその乗り物作れる時代にはもう月なんかではとまらないと思うぜ!

 

 

平将門が見ている、先は。

さて、長大で勇壮なレリーフを少しだけ見ていただきましたが、私が今回、注目したのは「将門公像の向き」なんです。

 

地図で見ると…

ちょっと見にくいかもしれませんが、赤の◯の位置が「平将門公像」の場所で、赤矢印の方を向いている。北。
京の朝廷に逆らって、新権力として「新皇」を僭称し、ゆえに討伐されたと伝えられる平将門。黄緑の矢印で記した通り、京都には、そっぽ向いてるんですよ。

 

じゃあ、彼はどこを、今も、見ているのか。

なんとまっすぐに、「国王神社」の方を見つめているではありませんか。

 

あの大僧正と同じだ!!!

これは、「近鉄駅前の行基像」と「東大寺大仏殿」との関係に似ています。

※手前じゃないですよ。左の上の方が行基さんです

 

国家事業としての大仏建立の際、民衆の力を動員するために、超人気だった僧・行基はとてつもなく尽力したそうです。でも大仏さまの開眼を見る前に亡くなってしまった。今も近鉄駅前の噴水のてっぺんから、大仏を眺めておられます。それは多分、リニアモーターカーの駅ができても、変わらないでしょう。ところで奈良にリニアの駅ができるって心の底から信じてる人って、国内に5人くらいはいるんですかね???

もちろん、将門公が今も見つめているのは「神社だけ」ではないでしょう。郷土を愛し、郷土を守り盛り立てて行くために、搾取されていたこの土地を関東を、坂東を、なんとかしないといけないと、使命に燃えて立ち上がった将門。京都の権力が欲しかったのではありません。

その点、同時期に放棄し鎮圧された、瀬戸内の暴れん坊・藤原純友とは一線を画すところだと思います(承平・天慶の乱とまとめられたりするけれど)。

京都や都会などには目もくれず、平将門公は今も、この坂東・岩井のことを、考え続けてくれてるんですね。

 

 

 

 

 

ところでさっきから気になってるんですが、将門公の目の前に、何か落ちてません?

何か落ちてるぞ?

 

おいおい、地元のヒーローの目の前に、掃除の途中だからってこんなもの置いあああああああ!!!あの地べたに座ってしゃべってるあのおっさんとおばはん、掃除の途中で休憩してたんだなぁあああああ!!!

向こうには竹ボウキも置いてあるしさ。

 

終わり。

 

 

 

 

 

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