ネフェルティティとも言う。
「太陽神アテンに仕えるもの」と自らの名を改め、絶大な権力をもって宗教改革を行なおうとした。死後、その痕跡は消し去られた。のちに、全世界的な一神教のモデルとなったとも言われるこの「太陽神推し」は、多神教だった当時の旧勢力に攻められ、追いやられたのだろう。
左目がはめ込まれた形跡がないことから、これは彫刻師トトメスが、指導用の見本として作ったものかもしれない…などと言われてきた。
しかしこの胸像は、発見したドイツの考古学者ルートウィヒ・ボルハルトが、古代の顔料の着色試験も兼ねて、現代の(1912年当時)の彫刻家に作らせた「偽物」だという説がある。
ドイツの皇太子に「すごい」と褒められたボルハルト博士が、「偽物です」と言い出せなくなって今に至る…然もありなん…。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。
デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。
歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。
この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365