カバラは現代のセレブたちが信奉することによって有名にはなったが、古来からのユダヤ教に神秘主義を貫こうとする人たちからは「堕落」と批判されている。
カバラ思想においてはトーラーの文字すべてに、解読可能な強力な意味が込められていると信じられている。
世界を創造するために姿を現した神と、完全にうかがい知ることはできない神と。
この2つの形態を持つのが神である、というのがカバラの考え方の特徴の一つだ。
しかし批判を浴びるのもこの点である。唯一絶対、という神の性格から、「2面性」がおかしい、と指摘されている。
2つの面の橋渡しになるのが「10のセフィロト」で、これらを使えば神の力を、現世に顕現できる、と信じられている。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。
デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。
歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。
この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365