神の存在証明には、三種類の方向性がある。
1、存在論的証明
2、宇宙論的証明
3、目的論的証明
である。
1、存在論的証明とは、神の「存在」の理由というよりも、存在しないよりも存在した方が神としての完全性が大きい、という考え方に近い。
2、宇宙論的証明とは、すべてこの宇宙にあるものは、因果関係を結んで原因を持っている。宇宙そのものが作られた原因は、神以外には考えられない。その必然性から神を存在は証明できる、という考え方だ。
3、目的論的証明はこの世が、最高に知的な存在である神がこの世界を作ったと考えれば納得できることがある、というような考え方だ。しかしこれは、科学の発達や進化論の推進によって、多くの哲学者も否定的な意見を持っている。
(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)
1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。
デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。
歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。
この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365