「月曜始まり」「日曜始まり」のモヤモヤ。
ここ最近、ああ、そうだったのかーと納得というか、もっとも得心できたのは「月曜始まり」と、「日曜始まり」の謎についてです。
あなたは、どちらですか?
「月曜始まり」派?
「日曜始まり」派?
どっちでもいける派?
もちろんどっちにも対応できて当たり前なんですけど、それでもたまに「水曜だと思ってたら木曜!!!」っていうことはありますし、カレンダー的に土曜日の数字がブルーになってなかったりすると「金曜だと思ってたら土曜!!!」ていうことは、ありますよね。
さらに月曜がハッピーマンデーで休日レッドになってたりすると「日曜だと思ってたら月曜!!?」なことも、よくあります。
これに完全に馴染むのは毎年9月ごろ(それは遅いか)。
というのも、私の場合、ずーっと「日曜始まり」で生きてきたんですがここ数年、わざと「月曜始まり」で過ごしているからなのです。
なぜか。
「どうも、月曜始まりの方が合理的」な空気を、嗅ぎ取ったからです。
いやいや何言ってんの?
日曜時始まりが主流だよ?という方も、もちろんおられるでしょう。
なぜ、ずっと2通りあるのか。
その理由を今から解き明かします。
そのカギは、「一週間をどの単位で見ているか」にあります。
一週間、それは7日間そのものではなく「就業日の数」を指します。
「神」が定めた働く日。
学生なら「授業のある日」。
特定の職業(美容師さんとか不動産業とか)でない限り、週休2日の場合「土・日」が休みですよね。
ポイントはここなんです。
「土日休み」で2連休の人は、日曜を最後に、一週間が終わります。
月曜がくると「ああ、また一週間が始まっちまう…」という悲嘆の声が上がる。
だから、カレンダーは「月曜始まり」の方がぜったいに便利。
パッと見て、7日間の流れが把握できるから。
就業期間の先頭である月曜日が左端にあった方が、わかりやすいのです。
お休みも、「2日単位の予定」が直感的に立てやすい。
「日曜始まり」だと最後にクイッと「一週間が折れる!」みたいな感覚になる。
では「日曜始まり派」の人は、一体何なのか。
言わずもがな、「土曜日が休みではない感覚」を持っている人なのです。
就業・通学が月〜土、の6日単位の感覚。
だから、一週間で最後の日は「土曜日」なんです。
もちろん個人差はありますし「それはちょっとどーかな〜」という意見があるのはわかります。でも現在、強引に統一されたりしないことを鑑ると、やはりこの説には、一理あると言わざるを得ないでしょう。
もちろんお仕事においては週休二日とはいえ、「土日が休み」とは限りません。
いろんなシフトがあるでしょうし、「半休」とか「足して1日休みってことに」とか、バリエーションはいろいろ。
ですので、この「月曜始まり」と「日曜始まり」の分派は、「学生の頃にどうだったか」で決まるのです。
「学生の頃に、どうだったか」。
「学校週5日制」が導入されたのは1992年(平成四年)。
これは、2週に1回、土曜日が休み、というものでした。バルセロナ五輪の年です。
完全に「土曜日は学校がお休み」になったのは、1995年(平成七年)。
いかがですか?
1992年〜1995年、あなたは学生(児童)でしたか?
ここが、最重要な、「分かれ目」なのです。
大雑把な計算で恐縮ですが、1992年に18歳(高三)のあなたは今なん歳?
1995年に(高三)のあなたは今、なん歳でしょう。
カレンダーや手帳の
「月曜始まり」の方が馴染みがあるかどうか
は、
年齢による
ということになります。
ちなみに、完全な週5日制になったのは2002年。
2002年に高校生だった人は、今なん歳でしょう。
ある年齢以下の人は、まず高確率で
「カレンダーは月曜時始まりじゃないと気持ち悪い!」
と言うと思われます。
それどころか「日曜始まりの意義がよく分からない!」と言ったりもします(面と向かって言われたことあります)。
あなたの周りでは、どうですか?
個人的には記憶として(年齢として)「土曜日は隔週休みですらなかった」ので、「日曜から一週間が始まったと考える(就業日が終わるのが土曜日)」のが、しっくりいってたんですよね。
つまり私はずっと「日曜始まり」派だったわけです。
現在の合理性(月曜始まり)に、やっとなじんできました。
暫定的な答え。
月曜始まりと、
日曜始まりは
「年齢で分かれる」。