流鏑馬(やぶさめ)は「矢馳せ馬(やばせうま)」と呼ばれていた。
平安末期、武士の台頭とともに、「犬追物」「笠懸」と合わせて「騎射三物」と呼ばれた。
武芸鍛錬法として普及し、盛んになった。
戦国時代になり、鉄砲の使用が戦場での戦法の主流になると騎射は廃れたが、江戸時代、8代将軍・徳川吉宗はそれを復興し、小笠原家に伝えた。
現在は「新儀流鏑馬」として、新宿区の無形文化財になっている。
※鏑矢の飛ぶ高い音には、魔除・破魔の効能があるとされている。
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斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野からの、日本にまつわる365日分の知識。この本をさらっと読み、知ってるようで知らなかったことをさらっと初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて知ったかぶりしながらほんの少しだけ、書くことを1年間続けます。最低限「350ページ以上ある本を読んだよ!」の事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。いわんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365