見たもの、思うこと。

この先、地球はこの先どうなってしまうのか

わけあって絶滅しました。 世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑

1時間あるときは、常に専用ゴーグルでこれを観ていたい。

地球にはかつて、たくさんの動植物が生まれ、進化し、繁栄してきました。
そして繁栄を極めては、あっさり絶滅してきました。

有名なのは恐竜、ですよね。

恐竜は大繁栄の時代を迎えますが、なんとなく我々が持っているイメージのように、魚類から両生類…陸上に上がって来たヤツが爬虫類になって恐竜になって…と、一直線に、失敗なく進化していったわけではないんですね。

恐竜に至るまでも、陸上になんとか上がってきたやつにしても、あっさり絶滅してる。
水中にいたヤツが陸上で生活できるには、陸上に酸素がじゅうぶんにあること、そしてその酸素を取り込む機能が、自分の体にできてないといけない。その条件すら、地球環境の激変で、ちゃぶ台がえしをされてるんです。絶滅するしかねえじゃねえか約束が違うぜ、みたいな。

ひとつひとつが「いちいち奇跡」級なわけですけど、その奇跡が何度も何度も、繰り返された。

 

内部も外部も大事

地球の内部の動きによる、大陸の大移動も、進化には必須だったようです。
温暖化が進んだ大陸で、爬虫類は繁栄する。

HiRマグマ(はいあーるまぐま)の活動で、そこに含まれる放射性物質の影響もあって、進化が加速して、大陸ごと移動するから環境もそれぞれで、恐竜の活動範囲は遠くまで広がった。

直径10kmの隕石が地球に衝突して、これが地球環境の激変を促し、恐竜はあっさり絶滅。

とにかく、地球の環境の激変で、生物はほんとすぐに絶滅するんです。

たとえば、恐竜なんかが出てくるもっともっと前、陸地の面積が増大し、湖水環境においてシアノバクテリア(藍藻の祖先)が増えた。
シアノバクテリアは光合成で酸素を作る。
水中と違って、本体が死滅したあとも死体の酸化に使われなかったので出した酸素がそのまま残ったんです。
「陸上が増えた」こと自体が、地球全体の酸素濃度を、濃くすることに貢献したんですね。

それなら陸上でも動物が…と思いますがすぐにはそうもいかない。

地球の表面では、海洋プレートが大陸プレートの下に、もぐりこんでしまいます。
この状態を「スラブ」と呼ぶそうですが、こうなって、融けて、地球の中(コアの方)へ落ちていきます。

地球の表面近くにあったスラブが内部に入ってきて、温度差なのか、コア周辺の電流に変化が起こる。
地球には強力な磁場があるんですが、それが双極子磁場が四重極磁場に変化して…とにかく、宇宙からの有害なものを弾いてくれていた磁場が大胆に変わってしまって、あるいは弱まってしまって、地球環境に大きな影響を与えてしまったんですね。

それには、はるか遠くの、わが銀河の、他の銀河との衝突も関係してきます。
超新星爆発で起こる大量の放射線が、弱まった地球に降り注ぐことになる。

今だって、この規模の磁場の変化と超新星爆発があれば、人類なんかあっさり絶滅します。
極寒期と極厚期が繰り返され、酸素濃度もとんでもなく低くなってしまうからです。

宇宙で起こることには地球(人)は逆らえないし変えられないので、恐竜たちと同じく、今「とりあえず繁栄してまんねん」というだけでしかない、と言うことができますね。

地球はこの先どうなるのか。

大陸の、大移動は今後、起こるそうです。
今ある大陸のほとんどが集合して、超大陸が生まれます。
そんな頃にはもう「スカンジナビアが」とか「スエズ運河が」とか「火薬庫・バルカン半島が」とか言えるような概念は残っていないですよね。

4億年後くらいに、そうやって大陸の面積が増大し、植物が爆発的に増えます。
二酸化炭素を取り込んで酸素を吐くのが植物ですが、二酸化炭素を取り込んで、今よりもはるかに多く、炭素を持ったまま地中に埋没させてしまうので、二酸化炭素が10分の1に減少してしまいます。CO2が足りないと、多く必要とする植物から絶滅。それを食料にしていた草食の動物も絶滅。やがて…。

今すでに、海水はマントルの中へ落ち込んでいってるそうです。だから海水は減っていってる。
そしてもう、プレートは動かなくなる。

地球は、冷えていってるんですね。

冷えてしまうと、地球磁場が消滅。
地球を守ってくれていた磁場が完全に消えると、大気は猛烈な太陽風にすべて吹き飛ばされます。海も、宇宙空間へ吹き飛ばされます。地球は荒れ放題。

まずもう、動物なんか生きていくの無理。
海もないんですから。

オール全滅。

 

その後、表面温度500C°になり、今の金星っぽくただ「元・地球」っていう感じで浮かんでいるだけ…になります。

45億年後くらいには、アンドロメダ銀河が衝突してきます。
いや、「してくる」っていうのはおかしいですよね。どっちが「ぶつかっていってる」のかはわからない。

もうそんなのどうでもいい感じですけれど、我らが太陽だって膨張して、消えようとします。
その太陽に、地球はいずれ、飲み込まれて消えていくのでしょう。

 

人類は地球外で、生き残るのか

人類はそのはるか前に、科学技術の粋を極めて、同じような環境で暮らせる惑星へ、移動しているのかもしれませんよね。
そういう未来が、いろんなSFでは描かれていますし、そうなって欲しいという願望もある。

そう言えばアニメ「GODZILLA (第1章〜第3章)」もそうだった。
戻ってきた地球では、2万年くらい経ってましたよ。

何百年後でもいいから、地球人が移住して、新たな場所で文明をさらに深めていけるような、そんな希望。

だけど、地球外、太陽系外、地球外へ飛び出していくっていうのが、人類とは限らないかもしれないですよね。
今はまだ、一般的には曖昧な定義しかないように見える「人工知能」ですけれど、人工にせよ何にせよ「知能」ってことは自分で考える、ってことでしょう。コマンドとか指令とかプログラミングに従う「だけ」じゃなくて。

ということは、人間がもっとも嫌がることをやるのが、本当の人工知能、ってことじゃないんですかね。
殺人もするでしょう、武器の製造もするでしょう、麻薬の流通、要人暗殺、国家転覆だってやるかもしれない。

今、人間が「犯罪」と定めているのは「知能」を結集して数千年かけて、積み上げてきた結果ですよね。
それだって、毎日、軽々に犯されてるわけですけど。

新しい地球の時代を築くために、繁栄を進めるために、環境の危機を乗り越えていくために、「人工知能」は人間とは別の、判断を下すかもしれない。

つまり地球を脱出して、次の文明へ希望を繋ぐのは、もう人間ではないってことです。

でもそれって「希望」なのか?という問いは残りますよね。

今、恐竜は絶滅しちゃったけど、もっと高度な知能を持つ人間様が、ちゃんと隆盛を極めて文明も発達してるんだから、それでいいじゃないか!って、自動的に我々は思います。

この「いいじゃないか」って、人間の勝手な「希望」です。

人間が絶滅して、人工知能の果ての新しい知性が発展して、繁栄して、隆盛を極めたら、彼らはきっと、「それでいいじゃないか!」って、思いますよ。

宇宙のことはスケールが大きすぎて、なんとなく無視しつつ生活においてはまぁとりあえず今日はこれでいいや、と日々を流してしまう我々にとって、まったく関係ないように思える「地球の事実」ですけれど、地球を地球と呼んでいるのも人間だけだし、「かけがえないプラネット・アース」なんて価値観を勝手に付加して神格化してるのも、人間だけでしょう。

多くの種がこの星で、何度も絶滅しています。
やっぱり彼らと同じように人間は次の、なんらかの繁栄のために「つなぎ」をやっているだけ、だとしか思えない。

一番上に書いておいた「1時間あるときは、常に専用ゴーグルでこれを観ていたい。」は、この動画です。
なんて素晴らしい動画を作っていただいたのでしょう。ありがとうございます。何回も観よう。

 

 

 







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