6世紀、仏教の伝来と共に、仏前に供える「供花(きょうか)」という風習が生まれ、それが華道の元祖だと言われている。
京都・頂法寺(六角堂)の僧侶たちが、華道を確立させた。
代々池のほとりに住んでいたことから「池坊」と呼ばれ、それが後世の流派の名前につながっている。
室町時代中期に東山文化の影響で「立て花」が成立。
その後、池坊の開祖・池坊専慶の理論を継承した池坊専応が『池坊専応口伝』を著し「生け花」を確立。
江戸中期には「立花」という生花の型が完成した。
※昭和に入り、戦後には「前衛いけばな」が盛んになった。
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斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野からの、日本にまつわる365日分の知識。この本をさらっと読み、知ってるようで知らなかったことをさらっと初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて知ったかぶりしながらほんの少しだけ、書くことを1年間続けます。最低限「350ページ以上ある本を読んだよ!」の事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。言わんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365