著者は宮崎安貞。
日本では江戸時代に、農業生産の技術革新が起こった。
人口が増大し、巨大都市となっていく江戸の食料需要を満たすために、農作物の増産が図られた。
また、農民は年貢を納めればその残りは金銭に変えることができたため、農民たちにとっても技術革新はモチベーションになった。
『農業全書』は水戸光圀にも絶賛され、8代将軍・徳川吉宗も座右の書としたという。大ベストセラーとなり、明治の初期頃まで再販され続けた。
※この本の刊行をきっかけに、農村は商品経済へと巻き込まれざるを得なくなる。
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斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野からの、日本にまつわる365日分の知識。この本をさらっと読み、知ってるようで知らなかったことをさらっと初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて知ったかぶりしながらほんの少しだけ、書くことを1年間続けます。最低限「350ページ以上ある本を読んだよ!」の事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。いわんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365