日本独自の宗教。
創始者や教祖を持たず、自然信仰に海外からの文化的影響が合わさって醸成されていった。
神々を「天津神(あまつかみ)」と「国津神(くにつかみ)」に分ける考え方も用いられる。前者を天上に住む神々、後者を地上に住む神々と分類する。海外からの文化到来以後と以前で分けているという説もある。
陰陽五行思想や神仙思想、仏教の影響も大きく、仏教における仏が、地域性を持って顕れたのが神である、という考え方(神仏習合)が広く浸透していた。
聖典も存在しないので、古くから伝わる祝詞(のりと)が、それに準じるものとして扱われている。
※弥生時代に稲作の普及と共に成立したというのが自然な解釈かもしれない。
(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)
斎藤孝監修。自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野からの、日本にまつわる365日分の知識。この本をさらっと読み、知ってるようで知らなかったことをさらっと初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて知ったかぶりしながらほんの少しだけ、書くことを1年間続けます。最低限「300ページ以上ある本を読んだよ!」の事実が残るだけでも、価値はゼロではあるまいて。言わんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365