奥州藤原氏の藤原清衡は、その財力と法華経への強い信仰をベースに、中尊寺を発展させた。
中でも金色堂はその名の通り、金箔を張り巡らせた豪華なものだった。
仏教書『往生要集』に「浄土の宮殿は金・銀・瑠璃・玻璃などの七宝で作られている」と記述されているため、それを具現化したものだ。
中尊寺には数々の豪華で貴重な文化財が残っているが、金色堂に眠っていた藤原三代の遺体がミイラ化していたことでも知られる。
※開祖は比叡山の高僧・慈覚大師円仁である。
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斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野からの、日本にまつわる365日分の知識。この本をさらっと読み、知ってるようで知らなかったことをさらっと初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて知ったかぶりしながらほんの少しだけ、書くことを1年間続けます。最低限「350ページ以上ある本を読んだよ!」の事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。言わんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365