日本でも、肥料は農業を発展させるのに大きな原動力となった。
肥料の三大要素である窒素・リン酸・カリウムを、どうやって効率よく取得するかが、肥料における重要なポイントである。
一般的には下肥や灰、また緑肥が使われた。
後には干鰯(ほしか)が使われるようになった。
干鰯は「金肥」と言う。
自分で作らず、金で買うためにそう呼ばれた。
※排泄物処理問題を解決する日本の下肥は、世界にも稀なリサイクルシステムだった。
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斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野からの、日本にまつわる365日分の知識。この本をさらっと読み、知ってるようで知らなかったことをさらっと初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて知ったかぶりしながらほんの少しだけ、書くことを1年間続けます。最低限「350ページ以上ある本を読んだよ!」の事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。言わんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365