平安時代、藤原氏が政治の実権を握った。
「摂政」と「関白」の地位を独占したため、摂関政治と呼ばれる。
藤原氏は天皇の信任が厚く、娘が天皇の子を産むと、外祖父として権勢をふるった。
平安末期になると、天皇の親政が進み、退位して上皇や法皇は幼い天皇を補佐する形で強い権力を持ち、その今場所(奥の院)から「院政」と呼ばれる政治形態が常態化。
※現代でも、引退した実力者による差配を皮肉として「院政」と呼ぶことがある。
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斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野からの、日本にまつわる365日分の知識。この本をさらっと読み、知ってるようで知らなかったことをさらっと初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて知ったかぶりしながらほんの少しだけ、書くことを1年間続けます。最低限「350ページ以上ある本を読んだよ!」の事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。言わんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365