鎌倉時代になると、合戦絵巻が盛んに作られるようになった。
1159年に起こった「平治の乱」をモチーフにした『平治物語絵巻』が特に有名である。
元寇の襲来を描いた『蒙古襲来絵詞』は、肥後の御家人・竹崎季長が作らせたものだが、ダイナミックに描かれた彼の活躍は、出世の役にも立った。
社寺も、自らの威厳と伝統を誇示するために絵巻物を作らせた。
『春日権現験記絵』が有名である。
※『春日権現験記絵』は40歳以上にしか見ることを許されなかった。
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斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野からの、日本にまつわる365日分の知識。この本をさらっと読み、知ってるようで知らなかったことをさらっと初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて知ったかぶりしながらほんの少しだけ、書くことを1年間続けます。最低限「350ページ以上ある本を読んだよ!」の事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。言わんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365