世界で最古の歴史を持つ家系。
初期の天皇は神話として創作された部分もあり、実在性には疑問が残るとされる。
史料との整合性から、第21代雄略天皇の実在は可能性が高いだとされている。
天皇家に伝わる三種の神器(八咫鏡<やたのかがみ>・草薙剣<くさなぎのつるぎ>・八尺瓊勾玉<やさかにのまがたま>)が、神話通りに存在することはない。
なぜならば、伝説通りだとすると、それらの道具は縄文時代に作られていないといけないことになるからである。
三種の神器は現在、それぞれが別の場所に保管されているとされる。
八咫鏡<やたのかがみ>は伊勢神宮内宮、草薙剣<くさなぎのつるぎ>は熱田神宮、八尺瓊勾玉<やさかにのまがたま>は皇居にある。
鏡と剣の形代(分身)も皇居にあるが、完全に非公開で、皇族すらも見ることができない。
※歴代天皇が定められたのは、大正時代末期である。
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斎藤孝監修。自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野からの、日本にまつわる365日分の知識。この本をさらっと読み、知ってるようで知らなかったことをさらっと初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて知ったかぶりしながらほんの少しだけ、書くことを1年間続けます。最低限「350ページ以上ある本を読んだよ!」の事実が残るだけでも、価値はゼロではあるまいて。言わんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365