ストラヴィンスキーが書いた有名な三つのバレエ音楽のうち、最も物議を醸したのは「春の祭典」だ。
東ヨーロッパの民謡からとられた、印象的なファゴットで始まるこの作品は、初演時、ブーイングや嘲笑が起こり、数分後には暴動が発生した。
舞台は中断を余儀なくされたが、観にきていたモーリス・ラヴェルは感服し、「天才だ!天才だ!」と叫んだという。
彼はやがてヨーロッパの暮らしに不満を感じ、アメリカに渡る。
(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)
1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないかという実験。デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったことを初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、ほんの少しだけ書くことを1年間続けています。最低限「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいいんじゃないか、と。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365