マルクスは、資本主義崩壊後の「真の共産主義」が実現するまでの過渡期のことを「プロレタリアート独裁」と呼んだ。
膨大な数の、劣悪な環境で労働するだけのプロレタリアートが、生産手段を有するだけで裕福になっていくブルジョワジーに対し、革命を起こし、経済制度と政治制度は変わっていく…。
歴史や政治の変化は、経済的な生産手段によって説明できるとマルクスは示し、生産手段が、具体的な経済制度を決めていく、と示唆した。
いずれ資本主義は自滅し、革命によって、協力的な経済制度が生まれる、と彼は説いた。
それを実験した大規模な国家がソ連だったが、腐敗して自滅した。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365