ピカソは神童だった。
父親は美術教師だったが、息子の才能を見抜いていた。
彼は第二次世界大戦中、ナチが占領するパリにいたが、その名声のおかげで、迫害はされなかった。
彼の創作エネルギーは、死ぬまで衰えなかった。
遺言さえなかった。
フランス政府は彼の作品の多くを相続税として徴収し、それを元手にしてピカソ美術館をパリに作った。
彼と、キュビスムの同志であるジョルジュ・ブラックは、古来から続いていきた美術の進む道を、完全に変えた。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないかという実験。デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったことを初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、ほんの少しだけ書くことを1年間続けています。最低限「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいいんじゃないか、と。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365