「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第40話『燃ゆる太陽に照らされて』先行カット紹介です。アリアンロッド艦隊による取り締まりで窮地に追い込まれたタービンズ。しかし名瀬はオルガに動くなと伝える。鉄華団を、家族を守る、それだけを考えろと…。(制作P) #g_tekketsu pic.twitter.com/i18jYIsgte
— 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ (@g_tekketsu) January 20, 2017
ほら、やっぱり名瀬、死んだでしょ。
イオク様のせいでめちゃくちゃになっていくタービンズ。
「死亡フラグ」という意味では、イオク様もそんな雰囲気になって来ました。
爽やかに残虐なことをやり遂げてしまっているし、ギャラルホルンからつまはじきにされる下地がもう整っていってる。
バカすぎて、オルフェンズファンの間でも「なぜあいつがまだ生きてるんだ」的な憤りが出て来ている様子w
魔剣。
「ダインスレイブ」という武器が出て来ましたね。
「ナノラミネートアーマー」装甲を貫いてしまうが故に、ギャラルホルンによって「禁止兵器」に指定されている。
ダインスレイブ(Dáinsleif)というのはそもそも、「その名を呼ぶのも忌まわしい」と言われるほどの魔剣。
スノッリ・ストゥルルソンによる「散文のエッダ」に出てくるデンマーク王・ホグニの魔剣。
ダインという名のドヴェルグ(闇の妖精)が作ったと言われています。
ウィキペディアには
生き血を浴びて完全に吸うまで鞘に納まらないといわれた魔剣の代表格。
と書いてありました。
かすり傷であろうと、この剣でつけた傷は「治らない」とのこと。
同じ魔剣としては「ティルフィング(Tyrfing)」があるようです。
こちらは所有者に呪いをかけて殺し、また違う所有者へ渡り歩くという厄介な剣。
こういうところから、兵器やモビルスーツの名前ってもってくるんですね、すごいなぁ。
悼(いた)んでもらえる視点とは。
で、名瀬が死んでしまう際には、関係者の感傷がもちろんあるわけですよね。
割と時間をかけて、いろいろな悲しみのシーンが描かれていました。
オルガさえも涙した(テーブルに落ちた一粒、という表現でしたね)。
でも、前にも書いたと思うんですが、「死」ですから、その前に、タービンズのモビルスーツに戦闘でガツンといかれてる、アリアンロッド側の兵士だっているわけでしょう。
その人にだってやりかけの仕事はたくさんあるし、希望だってあるし、いなくなったら路頭に迷う家族がいるんです。
でもそこは「退治した」みたいな感じで描かれるので、感情が移入しない。
つまりこれは、公平に戦争を描いているように見えて、まったく「主役機・バルバトス」のある側、つまり鉄華団側の目線のみで描写されている一方的な物語だということを、忘れてはならないということですよね。
ほら、「三国志演義」が、劉備玄徳サイドの物語として描かれているのと同じようなもので。
宇宙歴が使われるこの世界では、「正義」は鉄華団側にだけあるわけではない。
ギャラルホルンにもあるし、イオク様にだってある。
地球の諸国の正義も加わるし、火星の孤児たちにだって正義は認められる。
正義という視点で見ると、「全員正義」です。
それがぶつかって、戦争になる。
古来、人間の営為としてずーっと続けて来たのが戦争です。
決して心浮き立ち血湧き肉踊る物語では本来ないこの「鉄血のオルフェンズ」、まさに視聴者の息抜きに、「このやろう」要員としてのイオク様を擁して進んで行くと思われます。
この先どうなっていくんでしょう。
意外に各方面からの怨嗟を受けながらもイオク様は生き残り、次世代のリーダーになって行ってしまう気がするのですがいかがでしょうか。
テレビ番組はリアルタイムには見ない、と決めている私です。
なので今日(水曜日)に録画を見ました。
最近、トルネ(ナスネ)に録画したものを、スマホで観れることを知りました。
トルネは、PS4では「アプリ扱い」なのです。
テレビと同じ要領で。
このアプリで…と思ったら、視聴には600円かかるのです(汗)
買いましたよ。
これで、家で録ったテレビ番組を、どこでも観れるのです!