ピタゴラスはギリシャで、数字を崇拝する教団を率いていた。
ピタゴラス教団では、1〜4の4つの数字をテトラクテュスと呼び、礼拝していたという。
「ピタゴラスの定理」で知られた定理は、彼の発明ではない。
西洋で初めて、だということだ。
中国ではこの定理を「勾股(こうこ)定理」と呼び、紀元前500年ごろに書かれた数学書に現れる。
メソポタミアでも、古代エジプトでも同じ定理は使われていたようだ。
ピタゴラスはこの定理の発見を喜び、牛を犠牲に捧げた。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないかという実験。デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったことを初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、ほんの少しだけ書くことを1年間続けています。最低限「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいいんじゃないか、と。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365