名前の生みの親は、アンリ・マティスである。
マティスは美術批評家ルイ・ヴォーセルに対し、ジョルジュ・ブラックが「小さな立方体で芸術を作った」と話した。ヴォーセルはその作品を「キューブ状の奇妙なもの(bizarreries cubiques)」と呼んだ。
第一段階は1908年ごろから1912年で、「分析的キュビスム」と呼ばれる。
ブラックとパブロ・ピカソは、主としてフォルムを分解することに関心を寄せた。
第二段階は「総合的キュビスム」と呼ばれ、第一次世界大戦が始まることで、終息した。
彼らの、伝統的絵画技法を徹底的に排除する姿勢は、それ以降の現代芸術家の全員にインスピレーションを与えた。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないかという実験。デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったことを初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、ほんの少しだけ書くことを1年間続けています。最低限「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいいんじゃないか、と。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365