1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365 哲学

エピクロス派 076/365

投稿日:2019年3月17日 更新日:

エピキュリアン

「エピキュリアン」は現在、彼らエピクロス派がとった思想と、逆の意味として使われている。

彼らエピクロス派は、「よく生きるとはどう生きることか?」を探求した。
それは「幸福に生きること」であり、幸福とは快楽があり、苦痛がない状態だという考えから、快楽を「動的快楽」と「静的快楽」に分別した。

際限なく大きくなるような動的快楽(いずれまた無くなって多くを求めたくなる種類の快楽)は、できるだけ少なくしておいたほうが良い、としていたが、現在使われる「エピキュリアン」という言葉は、感覚的快楽をもっぱら追求する」人たちのことを指す。

紀元前4世紀、共同生活を営み、政治活動からも距離を取りつつ、質素な暮らしの中で哲学的思想を磨いたエピクロスたちは、それを見たらどう思うのだろうか。

 

 

 

(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)

1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。

デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。

歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。

この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365







-1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365, 哲学
-, , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

マフディー 273/365

シーア派は、マフディーとは第12代のイマーム(868年生まれ)のことで、まだ死んでおらず、どこかでムハンマド・マフディーという名で今も生き続けているという。

観念論 195/365

そこにある物は、私たちが意識しない時も、そこにある。

フョードル・ドストエフスキー 261/365

皇帝の特赦によって死刑直前で赦された彼だが、精神的に消せない傷を残した。

シェーンベルクの『月に憑かれたピエロ』 320/365

初演は1912年のベルリンだったが、聴衆からは大きな非難があったという。

ガリレオ・ガリレイ 095/365

それをローマ教皇が謝罪し、彼の行動を褒め称えたのは死後、359年を経た1992年である。

徳ちゃんねる

徳ちゃんねる

■TRANSLATE


■書いてる人↓

書いてる人

■書いてる人↑

HALLUCINATION

HALLUCINATION

ATLAS

ATLAS

master of none

master of none

DUPING DELIGHT」

DUPING DELIGHT」

BE LIKE HIM

BE LIKE HIM

■ANNIHILATION(YouTube)↓

★GOLDEN RULES★(24時間稼働中)↓

★GOLDEN RULES★(24時間稼働中)↓



afbロゴ