「第一神殿」は、紀元前586年、ネブカドネザル2世というバビロニア王の軍によって破壊された。
ユダヤ教の拠点であったイスラエルを蹂躙したバビロニア軍は、この神殿が建てられた主たる目的であった「聖櫃」も、その中にあったであろう「十戒」を記した石版も壊した。
追放され、やがてこの地に帰還したユダヤ人は「第二神殿」を建てたが、これもローマ軍によって破壊されることになり、やがてディアスポラ(離散)は始まる。
エルサレムのこの地と、壊された神殿の壁は「西の壁」あるいは「嘆きの壁」と呼ばれ、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖地として、神聖視されている。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。
デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。
歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。
この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365