「黄金の国ジパング」とマルコ・ポーロが欧州に紹介したように、日本はかつて、貴金属を世界に輸出する資源大国だった。
1989年に閉鎖となった佐渡金山は、270年の間に約41トンもの金を産出した。
石見銀山は、イギリスの産業革命を支える上で、三角貿易の一端をになっていたことが近年の研究で明らかになり、ユネスコ世界文化遺産に認定された。
資源の少ない島国である日本だが、領海の海底熱水鉱床やコバルトリッチクラスト、マンガン団塊、レアアース泥など、注目を集めている。
※2020年(2021年)のオリンピック・パラリンピックのメダルは、「都市鉱山」の金で作られた。
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斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野から、日本にまつわる365日分の知識を得よう。この本を読み、知ってるようで知らなかったことを初めて知りつつ、ああそうなのか〜なんて言いながらほんの少しだけ、メモのように書くことを1年間続けます。最低限「365ページある本を読んだんだ!」という事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。いわんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365