白肌の雑木(ミズキ、イタヤカエデなど)をろくろでひいた人形のこと。
江戸時代後期、東北の温泉地で湯治客の土産物として誕生したといわれる。
精霊の姿を象っている、幼児のおしゃぶりなど、その起源には諸説ある。
芥子坊主(けしぼうず)という、江戸時代の子供の髪型に似ているからこけしという名前になったという説もあるが、地域によって「きでこ」と呼んだり、「木削子」と表記したりとさまざまであった。
※1940年、「東京こけし会」の総会で、「こけし」という呼称に統一された。
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斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野から、日本にまつわる365日分の知識を得よう。この本を読み、知ってるようで知らなかったことを初めて知りつつ、ああそうなのか〜なんて言いながらほんの少しだけ、メモのように書くことを1年間続けます。最低限「365ページある本を読んだんだ!」という事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。いわんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365