「琳派」の創始者の一人に数えられるが、謎も多い。
絵画工房「俵屋」で扇絵や掛け軸、屏風などの販売をしていた彼の評判は、やがて皇族や公家に広まり、注文が来るようになる。
後水尾天皇から屏風の発注を受け、町絵師としては破格の「法橋」の位が与えられた。
本阿弥光悦とともに江戸初期の文化の発展に貢献した。
醍醐寺三宝院の門跡・覚定が発注した
『源氏物語関屋澪標図屏風(げんじものがたりせきやみおつくしずびょうぶ)』、
『蓮池水禽図(れんちすいきんず)』、
『風神雷神図』は現在、国宝に指定されている。
※やまと絵の復興も、彼の大きな功績の一つである。
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斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野から、日本にまつわる365日分の知識を得よう。この本を読み、知ってるようで知らなかったことを初めて知りつつ、ああそうなのか〜なんて言いながらほんの少しだけ、メモのように書くことを1年間続けます。最低限「365ページある本を読んだんだ!」という事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。いわんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365