1613年、イギリスのジェームズ1世から徳川家康に望遠鏡が贈られた。
それを「窺天鏡(きてんきょう)」と名づけ、制作/販売した日本初の職人が岩橋善兵衛である。
眼鏡玉(レンズ)磨き職人だった彼は、やがて専業の望遠鏡職人になった。
彼が作った望遠鏡は幕府の天文方である高橋至時・間重富、日本地図作成のために測量をしていた伊能忠敬も使用した。
岩橋家は彼以降、4代に渡って望遠鏡の制作に携わった。
※大阪府貝塚市には「善兵衛ランド」がある。
宇宙を見よう 善兵衛ランド
https://www.city.kaizuka.lg.jp/zenbe/index.html
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斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野から、日本にまつわる365日分の知識を得よう。この本を読み、知ってるようで知らなかったことを初めて知りつつ、ああそうなのか〜なんて言いながらほんの少しだけ、メモのように書くことを1年間続けます。最低限「365ページある本を読んだんだ!」という事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。いわんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365