絶滅できない動物たち――自然と科学の間で繰り広げられる大いなるジレンマ
現在、IUCN(国際自然保護連合)によるレッドリストに掲載されている別滅危惧種は3万種近くにのぼる。
人間の活動は地球上の環境すべてに影響するため、絶滅危惧種の保全は人間の課題だと言われる。
日本の第4次レッドリストには3676種が載せられている。
ニホンオオカミは1900年ごろ絶滅した、日本固有の種である。
生息地の分断や餌となる小動物の減少など、やはり人間の経済活動のしわ寄せが原因だ。
※オオサンショウウオも、外来種との交雑による遺伝子汚染などが原因で、絶滅危惧種に指定されている。
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斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野からの、日本にまつわる365日分の知識。この本をさらっと読み、知ってるようで知らなかったことをさらっと初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて知ったかぶりしながらほんの少しだけ、書くことを1年間続けます。最低限「350ページ以上ある本を読んだよ!」の事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。いわんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365