明治になり西洋文化が日本に入ってくることで、それ以前の美術作品は価値を落としていた。
絵画もその一つ。
「やまと絵」や「和画」と呼ばれていた日本画は、アーネスト・フェノロサの支援の影響で、新たな展開・発展を遂げることになった。
独自の画風を志した菊池容斎や河鍋暁斎らの存在は大きく、日本画は世界的にも評価を獲得していくことになる。
※狩野芳崖の『仁王捉鬼図』は首相・伊藤博文が鑑賞者にもなり、東京美術学校の設立につながった。
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斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野から、日本にまつわる365日分の知識を得る。この本を読み、知ってるようで知らなかったことを初めて驚きつつ知り、ああそうなのか〜なんて言いながら、ほんの少しだけメモのように書くことを1年間続ける修行。「ああ、365ページある本を読んだんだ!」という事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。「教養が身につくかどうか」なんてどうでもいいんです。そこに拘ってはいけない、基礎の基礎。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365