見たもの、思うこと。

ドクター・ストレンジを観てすごく思ったことを言います

 

「3Dがすごいので、観た方がいいですよ」と勧めていただき、観に行ってきました。

でもあらゆる映画を観るにおいて、3Dである必要なんかある??というか映画って、映画館で観る必要ってある??とすらうっすら普段から思っている私です。それについてはすでに、この回に書かせていただきました。

シン・ゴジラの素晴らしさを黙って語るべし。

いや、でも、作品によりますよね娯楽としては。もちろん「この世界の片隅で」が3Dである必要はこれっぽっちもないし。せっかくのオススメ(お誘いではないw)だったので、3Dで。1D(1 x Dansei)で。

この「ドクター・ストレンジ」で、3Dの功罪っていうものを体感してきましたので少しだけご報告です。
IMAXシアターっていうやつ。

109CINEMAS IMAX
http://109cinemas.net/imax/about.html

メガネをかけて、飛び出す映像。
いや、あの、青と赤のメガネの時代からずいぶん進化したものですw

売ってるんですねw

 

そういえば前に、何かの映画でIMAX、観たんですよ。ずいぶん前ですけど、何だったかな…「トロン:レガシー」だっけかな。
↓Amazonでレンタルできます。早よプライムで無料で観れるようにならんかいw!!
トロン:レガシー(字幕版)

↑これのサントラ(ダフトパンク)、ものすごいイイですよ。ヘッドフォンで聴きながら駅のホームに立つのをオススメします。電車が入ってきたら、「何か起こる感」がすごいwww!!
これだ。必聴です。

 

「3Dメガネ」じたいが、この頃(2010年)とは、もう違うんです。

 

ほら。この差。

 

2010年。

2017年。

TOHO(東宝)と109(東急)の違いはあるものの、横から見ると

2010年。

2017年。

↑、レンズ部分が大きいので画面を見たとき、メガネのフチが気にならない。視界いっぱいに3D映像が広がるようにしてある。しかも我々巨頭族にも配慮し、ツルの部分で頭部が痛くならないほどの幅を取ってくれている!

 

最近、Amazonプライムで「イミテーション・ゲーム」を観たところでして、主役のベネディクト・ティモシー・カールトン・カンバーバッチを何この人なんかすごい人だなぁと思っていたところでした。
いいから早く、黙って、Amazonプライムに入りなさいってばw

確かに見たことないわ

 

ドクター・ストレンジは、マーベルコミックのヒーローの一人。つまり子供向けの漫画の主人公です。でもアメリカのヒーローって、みんな「ちゃんとした大人」なんですね。地位も名誉もある人が、何らかの挫折や事故をきっかけにヒーローになる。そういえばスーパーマンもちゃんとした新聞記者だったし(あれは宇宙人かw)、アイアンマンを作ったトニー・スタークはもう地位も名誉もそもそもありすぎる。高須クリニックの院長みたいなもんか。それは違うか。

なんかこう、日本のヒーローは少年だったりよく分からない身分の若者だったり(仮面ライダーとか戦隊モノとか)、割と「少年が世界を救う」的な感じが多いですよね。「セカイ系」と呼んでいいのかどうかはわかりませんが、少年少女の視野(主観)に見える「世界」を、超常の力で何とかするっていう。アメリカだと「大人がちゃんとやるから」みたいな、「子供は黙ってろ」なベースがあるような気がします。だから安心感はあるけど、子供は主に、常に救われる対象、守るべき存在、なんですね。

 

多文化への尊崇は異民族への差別の裏返しか!?

それにしても、アメリカ人の「東洋の神秘」崇拝はすごいなと今さらながらに思います。どうしてアメリカで無理なものが、チベット(ネパールでしたっけ)へ行くと解決するんです?その流れが割と自然で、「あの辺へ行けばそういう感じでまぁ、そうだろう」みたいな暗黙の了解があるのが不思議でしょうがない。
100年前ならまだしも…と思いましたがドクター・ストレンジの初出は1963年なんですね。戦前かと思いましたがやはりその頃(60年代)、中国・チベット・ネパールあたりへの崇敬というか、オリエンタルマジックというか、医学や宗教や哲学に関して、憧れにも似た感情が西洋人にはまだまだあったんでしょう、今でもあるんだから。

しかも「至高の魔術師」はケルト人だって言うんですから、出た!「ケルト」と言う名前を出せばなんとなくいい感じになる(ふわっとした神秘的な人種に思える!)っていうやつや!と思いましたよ。

ケルト人とは、絶滅したと言われる民族で、この回にも少し書きました。

ローマ人の物語は、一日にしてならず。

東洋を実際以上に神秘的存在に祭り上げる様は、なんとなくスター・ウォーズに似た感覚。

…があるのは、衣装のせいですかね。東洋リスペクトなキモノ然とした衣装。「ジェダイの騎士」にも通づるものがある。

 

テーマは2つ、か。

重要なのは、傲慢で科学と技術を信じていた医師スティーブン(カンバーバッチ)が腕の力を失い、「でも生きる意味は他にもある」と諭してくれたクリスティーン(レイチェル・マクアダムス)にもツラく当たってしまうところ。

そうなんですよ、「生きる意味」にとらわれ過ぎると、価値観が固定されてしまい、「そうじゃなきゃいけない病」にかかってしまう。
もちろん、腕の良さや地位をハナにかけていた人からすれば、それが一瞬で失われた時、自暴自棄になってしまうのはわかる気がします。でもそうなった時、すぐに支えようとして「あなたには何もしなくても、何もなくても無限の、無限大の価値がある」と言ってくれる人が側にいることの凄まじい価値に、気づかないといけなかったんですね。これが一つ目。

それで「チベットへ行きまんねん」て、現実世界ならただのお花畑な傷心OLかオマエ、と言われて終わりです。勝手に行って野良犬に噛まれて狂犬病になって水怖いって言いながら死んでこい、の世界ですよ。

 

時間を操る、とは。

ドクター・ストレンジが最後、時間を支配する(戻す)呪文で暗黒次元の支配者と取引して地球を守るわけですが、映像がすごかったですね。「インセプション」(2010年)で観たような、空間がねじ曲がって重力が上下左右に入れ替わる表現。

ビルや建物が、そのデザインの延長線上で変化して行くので「あれ?幻覚観てる?」っていう感覚に襲われます。敏感な人なら、三半規管に刺激がありすぎて乗り物酔い症状になると思う。

しかしいつも「時間を支配」って言う項目が出てくるたびに単純に思うのですが、ああ、それは「ザ・ワールド」もそうですし
超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第三部 9.ザ・ワールド (荒木飛呂彦指定カラー) (再生産)

「バイツァ・ダスト」もそうですし
超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第四部 16.キラークイーン (荒木飛呂彦指定カラー) (再生産)

「プッチ神父」も確かそうでしたよね。
超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第6部 77.エンリコ・プッチ(荒木飛呂彦指定カラー)約16cm PVC製 塗装済み可動フィギュア

「時間を操る」=「時間を止める」。宇宙の法則が適用されるなら、もちろん「ここの時間を止める」っていうことは、「全宇宙の時間も同時に止める」ってことでしょう?

自分だけがその中で動いているっていう表現がありますが、あれは「地球の回転も止まっている中で動いている」わけですよね。

例えば5秒止まっていたとしたら、地球は24時間(86400秒)で約40000kmを一周しますから、時速約1700kmです。1秒間に463m移動する速さですから、5秒だと約2.3kmの移動ぶん、どこかにエネルギーが溜まっていることになりませんかね。我々は地球と一緒に移動しているので感じないだけで、地球が止まってるのに自分だけ動いている、っていう(しかも5秒も)のには、とんでもない負荷がかかっていることになります。

しかも、地球は時点だけでなく、「公転」もしてますからねw
太陽の周りを回ってます。これは、公転軌道・約9億4200万kmを、365日で回ります。365日は3153万6000秒なので、秒速約30km。

いや、もう物理法則のことなんてぜんぜん知らないんでよくわからなくなってきますが、とにかく「自分だけ自由に動いてるぜ」なんていうことが、どれだけすごいことか。ましてや自分の意志や呪文で、逆行させることもできるなんて。

最近知ったんですが、トランスフォーマーに出てくる「ユニクロン」というロボットは、大きさが9万kmあるそうです。全長9万kmですよ。

 

これくらい大きいと、もう「トランスフォーム!」変形すると言ったって、その動きは(アニメで見ると目測)、2万kmはあるであろう腕が2秒くらいで出て来るとなると秒速1万kmで動いていることになってしまいます。ということは時速3600万km。ちなみに、光の速さは時速約10億8000万kmです。体の場所によっては、光速を超えていることでしょうw

 

ユニクロン、まだ小さい方でした。

ゲッターロボに出て来る「ゲッターエンペラー」は約90億kmの大きさ。
「天元突破グレンガラン」は、約283京824兆kmあるんだそうです。もう「光年」の世界ですね。どうやってメンテナンスするんだろう。
と思ったら「超天元突破グレンガラン」になってくると大きさは137億光年以上で、銀河の3倍。もう最初から光年で表してくるその態度!!

 

もう考えるのをやめましょう。

宇宙規模になってくると、我々が「早くしなさい」と言っているようなこととはまさに「次元が違う」という状態を指すことになりますね。時間と、距離が、別のことではなくなる。つまり超巨大な「宇宙」という規模で考えると、「時間」を考えることと、距離を考えることは同じことだということになりますね。

この辺り、やはり人間は普遍の法則を守り、時間の進行に従って愛とともに生きることこそが美しい、みたいなところが、2つ目のテーマかなと感じました。

時間を支配することが「悪」として、いやそこまで悪じゃなくても「封印すべき力」として存在して、もうそれ以外の「アストラル体」とか「空飛ぶマント」とかは、どちらかというと現実的な側の力として描かれていましたねw

アメリカ映画だし娯楽作品なので、結局最後はいつも「愛がパワーだ」みたいな、宗教団体じみたテーゼで大団円を迎えるのはおきまりのパターンなのかもしれませんが、やはり3Dには圧倒されてしまいます。

いや、上にも書きましたが、三半規管弱い人はやめた方がいいでしょう。ましてや4DXとか。いや4DX、めちゃくちゃ面白いらしいですよドクター・ストレンジ。

 

 

 

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