平安時代から続いてきた貴族たちの「曲水の宴」と、上巳の行事、そして子供の遊びだった「ひいな遊び」が結びつくことで、3月3日(上巳の節句)に行われるようになった。
人形を川に流す「形代(かたしろ)」という風習も、影響を与えているとされる。
雛人形を飾るのは江戸時代中頃に定着した。
9月9日の重陽の節句には「後(のち)の雛」を飾る風習もあったという。
※男びなは、関東では左に飾るが、関西では右に飾る。
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斎藤孝監修。自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野からの、日本にまつわる365日分の知識。この本をさらっと読み、知ってるようで知らなかったことをさらっと初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて知ったかぶりしながらほんの少しだけ、書くことを1年間続けます。最低限「350ページ以上ある本を読んだよ!」の事実が残るだけでも、価値はゼロではあるまいて。言わんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365