日本最古の書物だが、原本は残っていない。
最も古い写本は14世紀末の南北朝時代の「真福寺本」と呼ばれるものである。
元明天皇の勅令で編纂が始まったが、それは叔父にあたる天武天皇が、散逸した伝承や系譜を統一しようとしたことを受け継いだものだった。
全て万葉仮名で書かれている。
歌謡部分は一音ずつ、万葉仮名が当てられている。
例えば「八雲たつ」は「夜久毛多都」となる。
※この「八雲」が、「和歌」を指す言葉になった。
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斎藤孝監修。自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野からの、日本にまつわる365日分の知識。この本をさらっと読み、知ってるようで知らなかったことをさらっと初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて知ったかぶりしながらほんの少しだけ、書くことを1年間続けます。最低限「300ページ以上ある本を読んだよ!」の事実が残るだけでも、価値はゼロではあるまいて。言わんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365