土偶は、日本の東・北地域で出土することが多い。
埴輪は、有力者の墳墓に埋葬されている。
一部が破損した状態で見つかることの多い土偶は、わざと壊すことで「厄払い」になるという機能を持っていたのではないかという説もある。
同じ、土でできた土偶と埴輪だが、その成立年代、場所、用途、込められた祈りに至るまで、性格の違うものである。
※埴輪の「埴」は、きめの細かい黄赤色の粘土のことを指す。
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斎藤孝監修。自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野からの、日本にまつわる365日分の知識。この本をさらっと読み、知ってるようで知らなかったことをさらっと初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて知ったかぶりしながらほんの少しだけ、書くことを1年間続けます。最低限「300ページ以上ある本を読んだよ!」の事実が残るだけでも、価値はゼロではあるまいて。言わんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365