シーク教ともいう。
シク教徒は5つのものを身に保つべきとされている。
その5つとは、ターバンに覆われた長髪、くし、鉄の腕輪、懐剣、膝上までのパンツ、である。
シク教の唯一神は「イク・オンカール」という。
この神の掲示を受けたグル(師)は初代のナーナク以降、10代目まで続いたが、現在はそれら歴代のグルの言葉を含めた聖典が「永久グル」として認められている。
グル・グラント・サーヒブと呼ばれるこの聖典には、イスラム教やヒンドゥー教の讃歌も納められている。
シク教では人間は自己中心性によって、霊魂の循環の中を生き続けるとされている。
悟りに至ればこの循環から抜け出せるが、その悟りは神の恩寵によってもたらされるものだと考えられている。
神は人間を差別せず平等に扱う、という思想を持っているので、インドではカースト制度を否定する立場である。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないかという実験。デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったことを初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、ほんの少しだけ書くことを1年間続けています。最低限「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいいんじゃないか、と。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365