ムハンマドがメッカで啓示を受けたとき、それを広めることに地元の有力者たちは激怒した。
ムハンマドの教えの中心は、「神は唯一」である。
偶像崇拝を含む信仰が土壌にあったメッカでは、カアバ神殿を中心に多神教が広まっていた。
メディナに逃れたムハンマドは、のちにメッカと戦い、勝ち、アラビア半島を統一するに至る。
ムハンマドの死に際し、再び天使ガブリエルが現れ、彼をエルサレムまで連れて行き、モーセ、イエス、アブラハムに会わせ、そこから昇天した。
その故事から、メッカ・メディナ・エルサレムがイスラム教の聖地とされている。
ムハンマドの後継者をめぐる争いは、現代にまで及んでいる。
スンナ派とシーア派の確執がそれである。
(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)
1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365