経験にもとづかない知識のことを「アプリオリな知識」という。
ラテン語で「〜より先に」を意味するアプリオリは、経験するよりも前から持っている、生得的・先天的な知識、という意味である。
我々は経験にもとづく知識(それは誰かの経験でもよい)と、経験にもとづかない知識を持っている。
言葉の意味を知ることで、知識として認識しているが、その知識を確認する上で、さらなる経験は必要なのだろうか?という問題もあるが、それは必要ない、と誰もが答えるだろう。
1+1=2、は、アプリオリな知識なのだろうか。
哲学者の中には、アプリオリな知識など全く存在しないと考えている人もいる。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。
デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。
歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。
この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365