アメリカに大きな議論と衝撃をもたらした、ラルフ・エリスン唯一の小説。
白人と黒人に、同時に動揺をもたらし、文学にジャズのリズムを持ち込んだという意味で、今でも話題にのぼるベストセラーだ。
アメリカで生きる主人公が、黒人として白人から受ける差別、そして同じ黒人からも、それぞれの主義主張のために道具として扱われる理不尽、自分は彼らから、尊厳ある個人としては見られていない現実に直面する。
彼は地下に潜り、自分の人生について書く。
この作品の偉業は、まだ、塗り替えられてはいない。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365