過去の事実から、結論を推論する。
過去に「○○だったから」と言って、未来の可能性が100%になる理由など、厳密にはどこにもない。
しかし未来を結論づけるための事実は出揃っているとも言える。
この帰納法の問題点を、ヒュームは最初に訴えた。帰納的な方法では真実には到達できない、と彼は考えた。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365