ヒュームの著作のうち、もっとも議論を呼んだのは「自然宗教に関する対話」である。
この著作は、彼が死んだ後に出版されるように手配されていた。
この中で彼は、伝統宗教の教義を批判している。中でも「神が世界を設計した」という主張に関しては、徹底的な批判を加えている。
ヒュームは信念ではなく欲望こそが、人間の行動を動機づけている唯一のものだと主張した。
私たちが道徳的な判断をくだす時は、単に自分の好き嫌いを言っているだけであって、それより高尚なことをしているわけではない、という。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365