GoPro 13BLACKで、「縦配信」はできるのか!?
できません!
現時点で最新のGoProは13。
GoPro Quickというアプリを通して、ストリーミング配信ができる。
GoProで撮影している画面をそのままBluetoothでスマホと接続し、スマホの通信で、全世界にリアルタイム配信できるのだ。
スマホの電波が無ければ、配信は不可能。
通信速度が速い方が望ましいのは当然である。
Youtubeにはライブ配信機能があるが、スマホを用いた「縦配信」はショートフィードに現れる。
通りがかった人の目に触れる。
横画面で配信すると一過性の高いフィードには現れないので、「自分のチャンネル内で、配信を知ってくれている人だけが見ることができる」ような感じになる。
横画面で、カメラを固定すると、こういう感じでの撮影・配信になる。
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なのでショートフィードに現れようとすれば、縦配信は必須だ。
それはYouTubeが、「ユーザーには縦画面で使って欲しい」と思っているという表れである。
縦画面を推奨しているのだ。
それなのに。
「時代は縦画面」なのに。
「縦画面で配信はできない」という、たった一言の情報が、ここに来るまで検索し続けてみたものの、ネット上のどこにも存在しなかった。
結論、「出来ない」
公式の回答も得た。
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弊社製品をご愛用いただき、誠にありがとうございます。
GoProサポートセンターでございます。お問い合わせの件につきまして、誠に恐れ入りますが
Quikアプリでは配信を行う際にアスペクト比の設定を行うことができませんため、
縦画面での配信を行うことはできません。ご希望に沿ったご案内ができず大変恐縮ではございますが、
何卒ご理解の程お願いいたします。なお、Quikアプリは米国のGoPro本社が提供しているサービスであり、
当国内サポート窓口と本社窓口は情報共有を行うことができませんため
今後の開発スケジュールについて確認のうえご案内することができません。
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とのことだ。
買う前に、この答えが欲しかった。
今も、縦配信はスマホでやっている。
なんたるちやさんたるちや。
この「縦配信が出来るか否か」について、GoPro 13BLACKを紹介していたインフルエンサー・YouTuberたちが言及している例は、一つもない。
彼らはGoPro 13BLACK発売当時、オフィシャルの「案件」として配られた餌に食らいついて、公式の簡単な情報をただ、機械のように同じように繰り返しているだけだった。
嬉しそうに紹介しているだけで、欲しい情報を得る上では役に立たなかった。
ただの植えた池の魚だ。
上記のサポートから回答を得るには、本機のシリアル個体ナンバーが必要であり、GoPro 13BLACKを未だ買っていない状態では問い合わせをすることすら出来なかった。
「縦配信はできない」という回答を得ることはできたが、「それならそもそもこのGoPro 13BLACKは要らないのだが…」という皮肉な結果になってしまった。
なぜなら。
GoPro 13BLACKには「縦撮影」というモードがある。
これは昨今のSNS投稿の隆盛にちなみ、横長画面からわざわざ切り出して縦長画面に編集する手間を省くものだ。確かに「これはSNSに投稿するつもりで撮影する」場合もあるだろう。かなり便利な機能だ。
上述した通り、YouTubeは「縦画面での使用」を暗に推奨している。
Instagramもデフォルトの設定が正方形から縦長に仕様変更されたが話題になった。
やはり潮流は、縦画面なのだ。
もちろん「縦撮影が可能」説明は、公式にもあった。
ガジェット紹介系提灯記事Youtuberの動画に、一例だけ見つけることが出来た。
しかしここで「この縦画面のまま、Youtubeの配信をすることは出来ません」という情報をくれる者は、ただの一人もいなかった。ガジェット系提灯YouTuberは、上っ面の情報をなぞるだけの現代のタイコモチどもだ。
なので、いずれ誰かの役に立てば良いかとここに、これを書いている。
いつか、縦画面でのYoutube配信ができるようになることを願う。
GoProとスマホでYoutube配信をする方法
GoPro Quikを立ち上げる
Bluetoothで接続されたら、そのまま録画も管理できるが、右上のメニューから、配信画面へ進む。
複数のカメラによる撮影時、タイムコードの同期が出来るらしい。
その下、「ライブストリーム」を選択する。
すると、配信できるサービスが選べる。
Facebookで生配信している人もいるんだな…と少し驚いた。
一番下の「RTMP」というのは、OBSなどの配信ソフトを利用する際に、配信サービス側(YoutubeやFacebook)から与えられた個別の文字列のこと。
RTMP(Real-Time Messaging Protocol「リアルタイム・メッセージング・プロトコル」)。
もしそれを利用して配信したいときにはまた、調べてやってみたいと思う。
ネットワークに接続しないと、当然、配信はできない。
当然、円滑な配信にはWi-Fi環境が推奨されているので、ポータブルWi-Fiに契約して持ち歩くのが良いのだろう。
しかし現在のところ、すべての屋外の配信で、スマホのテザリングで困ったことはない。ほぼない。
一度だけ、配信が完全に途絶したことがあった。
この配信(これはGoProは利用していない。スマホのみ)で、電波が完全になくなった。
つまり普通に、メールも電話もLINEも何もつながらない。
おそらくWi-Fiも拾わない。
こんな場所では仕方がない、と思わせるほどに突端だったからあっさり諦められた。
そういう場合以外、ならばまず、急に電波が完全に長時間なくなることもないだろう、と考えている。
そのためには、スマホの通信において「ギガ数」を気にしていてはダメだ。
自由にテザリング存分に出来て、配信を続けるためには、今のところこのプランしかない。
この最強プランは「無制限」なので、とりあえず「もうじき20GBか…」などと考える必要が一切ない。
この記事は楽天モバイルを斡旋するエントリではないが、アフィリエイトのタグはしっかり貼っておく。
PR記事だと認識していただいて差し支えない。
野外で配信をするのにギガ数を気にしてなどいられない。
選択肢は重ねて言うが、今のところ、これ以外にない。
今日は以上です。