オゾンは、酸素原子3個でできている。
紫外線が宇宙からやってくると、オゾン分子は酸素原子2個(酸素分子)と1個の酸素原子に分かれてしまう。1個だけで不安定になった酸素原子は、すぐに仲間と合体して酸素となる。
この過程で、地表に紫外線が降り注ぐのを防いでいる。
このプロセスを阻害する、有名な人工的有機ハロゲン化合物が、「クロロフルオロカーボン(塩化フッ化炭素/CFC)」、つまり「フロン」である。
発明されたフロンは便利だったため、全世界で利用されたが、1980年代初頭からオゾンホールは確認され始め、今では先進国では禁止されている。
21世紀末にはオゾン層は、元に戻るのではないかと言われている。
ちなみに同じ酸素原子でできた「酸素(分子)」と「オゾン」だが、その数の比率はなんと
2000000:1
である。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。
デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。
歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。
この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365