若干雑感羅列集

【Sacker】未来への警鐘と抽象度の極大化【Bagger】

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おもしろくないことの真骨頂とは

大阪は笑いの街だと言われる。それは正しいと思う。しかしそれを業として為せる人がほんのひとつまみしかいないことも客観的事実である。範囲を広げてみればそれはさらに顕著だ。つまりほとんどの関西人は、微塵も面白くない。関西に「自分は関西出身だからおもしろい」と勘違いしてる人間が多いだけである。野球チームが優勝したことを受けて、警察まで出動する騒ぎの中で禁止されている川に飛び込むことをおもしろいと感じる人間が、おもしろい人間なわけがない。それが、あんなに大勢いるのである。おもしろい人はただ単にものすごくおもしろいというだけであって、その人はどこの出身であってもおもしろい。そしておもしろくない人間もまた、どこ出身であってもおもしろくないのだ。川に飛び込む写真を見て気の利いたことを言おうとおもしろくない人たちが工夫を凝らして画策している様は、寒気がするほどにおもしろくない。

 

「未来への警鐘」の古い角度とは

『GUITARHYTHM VII(7)』が発表された。『VI(6)』は2019年の発表であり、『V(5)』は2009年であった。『V(5)』発表時、収録曲の一つである「SCIENCE KILLED THE FUTURE」に感銘を受けた。「科学が、未来を殺す」。このテーマは、高度成長期を抜け、科学技術が人間を逆に脅かし、文明の利器が本来の感性を拉いでしまうという、止められない進歩への警鐘であった。それから10年。『VI(6)』には「Clone (feat. Cornelius)」という曲が収録されており、軽い幻滅を味わった。話題になったクローン羊のドリーが死んだのが2003年。『V(5)』から10年も経って、危き科学技術の方向性の象徴としてのチョイスが「クローン」であることに「未来への警鐘の古さ」を感じた。もう少し詳しく言えば「未来への警鐘の感覚の古さ」である。では2023年の『VII(7)』はどうだったか。話題になったアイナ・ジ・エンドとのコラボレーション曲「Andromeda」は、「無機質な哀しき機械のアンドロイド」と「迷宮を進むような不確かな感情を生きる人間」との対比がテーマになっていた。やはり「未来への警鐘の感覚の古さ」は拭えない。世界のAI事情を踏まえたテーマだとは思うが、シンギュラリティを迎えようとしていると言われる人工知能の発達は、もはや「人間vs機械」の範疇を超えており、その融合すら肯定的に受容されるべき、という議論にまで進んでいる。「昔ながらの警鐘の鳴らし方」はもう、通用しないと思わねばならないんだな、と痛感している。未来予想図に「真四角の高層ビル」が古いのと同じように、その価値観で警鐘を鳴らすと古く感じる、というテーマがあるのだなと思った。

 

おそらく許可しないこととは

2019年の『GUITARHYTHMVI(6)』ツアーの最終日、神戸公演ではスペシャルゲストとして松井常松氏と高橋まこと氏が登場し、演奏が披露された。それから数年、高橋まこと氏の発言は急カーブを描いてレフト(とすら言わない過激な)方向へ猛スピードで突進しており、いまだ停止していない。もはや「あのメンバーの1夜限りの共演などは思い出したくもない」と思わせるレベルである。おそらく、布袋さんは高橋まこと氏との共演はもうしない。映像の使用許可も出さないのではないか。居酒屋でやっていれば良いような低レベルの妄言を高橋氏は吐き続けており、自身のキャリアを轟然と毀損していることにも気づいておられない。おそらく「昔のバンドメンバー」にもそれを止める手立てはない。悲しいけれど、老醜というのはどの角度から訪れるのかわからない。そういうもろもろとの決別のために、『GUITARHYTHM VII(7)』があると言っても過言ではないだろう。

 

あの台の名前とは

スーパーマーケットで会計が終わり、カゴから袋に移す台のことを「サッカー台」と言う。フットボール(Soccer)はまったく関係ないそうだ。では「サッカー」とは何か。イギリスでは、袋詰めをする作業員のことを「Sacker」と呼ぶらしい。アメリカだとBagger(バガー)だ。なぜそこが妙にイギリス式なのかは謎だ。「バガー台」でも良いはずだからだ。ところが、そこには日本的な事情が絡んでいる。この「サッカー」、荷造りをするという「作荷」も含んでいるというのだ。「作荷」であり「Sacker」でもある。「作荷」が、日本で作り出された造語だという説もあるが、それでも100%の納得はできない。アメリカ式なら「バガー台」でもあるわけだから、「場我(ばが。自分の場所という意味)」という造語ができてもおかしくないからだ。「バガー台」とは呼ばれず「サッカー台」に名称が落ち着いているというのは、もしかしたら「馬鹿」に似た音ゆえに、避けられたからかも知れない。

 

たどりつけない悟りとは

ドラゴンボール5巻は、ドラゴンボールの単行本である。
ドラゴンボールの単行本は、ジャンプコミックスである。
ジャンプコミックスは、集英社が刊行する漫画である。
集英社が刊行する漫画は、紙である。電子もあるが。
紙は、全世界で使われている、植物などの繊維を薄く成形したものである。
植物は、地球上に生きる生物である。
生物とは、生命を持つもののことを言う。
生命とは、地球にいるものを言う。
地球とは、宇宙に浮かんでいる星である。
宇宙とは。

すべてのものは、最終的に「宇宙とは、の答え」の中に包摂される。すべてのものは宇宙にあるわけだし、宇宙にある物質を組み換えてできているに過ぎないからだ。この「宇宙とは」から逆に辿っていき、例えば「ドラゴンボール5巻」と、例えば「自分自身の命」が寸分違わず同価値だと心の底から思えた時、悟りは完成する。いわんや、究極的な俯瞰的視点で森羅万象を見ることができる境地、のことかも知れない。もちろんそんなことが、通常できようはずがない。遠い砂漠の汚れた砂つぶ1つと、自分の肉親の命が同等であるなどと、誰が思えようか。一般に我々は、生まれて以来、それぞれの「かけがえのない物語」を持っておりその中で、それを優先して生きている。「だからこそ」、悟りを開くためには家をすて家族を捨て「出家」して俗世と離れることが必要だとされているのだ。俗世に生きながら家族を養い資産を蓄え、大切な物語を日々増やしているような日本のお坊さんたちに、悟りの境地などが訪れようはずがない。絶対に無理である。彼らはただの「仏教学を学ぶ門徒」であり、単なる「説教師」に過ぎない。

 

 

 

 

 







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