そこにある物は、私たちが意識しない時も、そこにある。
当たり前のようにそう思っている我々は、実存論者なのだろうか。
観念論者は、精神に依存するからこそ、その物は存在することができる、と考える。カントは、精神に依存せず存在するものを「物自体」と呼んだ。
事物の特徴の一部(価値など)は、常に精神に依存すると、現代哲学者の多くは考えている。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365