バークリーの観念論とは、この世に物質的なものは存在せず、すべては霊または魂など、精神にある概念や思想だけが存在するという考え方のことだ。
その観念が首尾一貫して、他者との間に矛盾が生じないのか…それは、神がそう働きかけているからだ、と彼は考えた。
しかしバークリーはそれを、信仰の立場から言っていたのではなかった。教会の権威や聖書には依らず、純粋に哲学的な根拠に基づいた、正当な考え方であることを示そうとした。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365