太陽はそのほとんどがガスでできている。
丸い岩石が回っているのではない。
そのため、自転速度が場所によって違う。
赤道付近は一周を25日で回るが、両極付近では35日かかる。
黒点は太陽の中でも温度の低い部分で、強力な磁場になっている。
ここで「フレア」と呼ばれる爆発が起きる。
この爆発の威力は、TNT火薬なら数億メガトン分にもなるであろうほどの威力で、猛烈な磁気嵐を起こし、その威力は遥か地球にも到達し、オーロラを強くし、送電網を乱し、ラジオ放送には雑音が入ってしまう。
太陽の黒点の活動によって、地球の温度そのものにも影響が出ていると言われている。
17世紀半ばから18世紀初頭には、西ヨーロッパでは「小氷河期」と呼ばれるほどの気温低下があった。
これは、太陽の黒点活動の少なかった時期と、重なっている。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。
デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。
歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。
この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365