文化の違いによって、道徳的な基準は異なる。
一つの地域で善と言われる行為は、違う地域では悪とされる。
そんな意見の対立が起こるのは、客観的な道徳基準というものが存在しないからではないか?善悪についての客観的な真理はない、とするのが、道徳的相対主義の立場である。
現代の哲学者の中には、この主義を擁護する人はほとんどいない。その中において、ギルバート・ハーマンは多くの影響力を持つ道徳的相対主義者だ。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないかという実験。デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったことを初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、ほんの少しだけ書くことを1年間続けています。最低限「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいいんじゃないか、と。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365