おおよそ1日(24時間ではない)のリズムを、人間は体内時計として装備している。
それは視交叉上核にあると言われる。
「SCN(suprachiasmatic nucleus)」と呼ばれる神経細胞の集まりは、網膜とも繋がっている。
体温・水分・電解質の量・摂食行動・ホルモンの生産も調整しているという。
ここが損傷すると、睡眠と覚醒のサイクルが完全に失われる。
SCNはメラトニンの生成などにも深く関わっている。
視覚が暗くなることでメラトニンを作る。
メラトニンは眠らせるためのホルモンだ。
時差ボケも、この概日リズムと沿わない高速移動に対応していない人間だからこそ起こる。
(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)
1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365