日本には3〜5世紀に朝鮮半島や大陸から技術者が渡来し始め、6世紀半ばになって飛躍的に発展した。
縄文時代からあったと推定されるが、例えば「魏志倭人伝」にある倭からの魏への献上品である「斑布(はんぷ)、倭錦(やまとにしき)、絳青稴(こうせいけん)」などが、どんな染織品だったのかはまったく解明されていない。
染色技術は日本で独自の発展を遂げ、江戸時代に中期には友禅染の生産が始まった。
※冠や衣服で冠位を表した「冠位十二階」などは、染色技術の発達とその高さを表している。
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斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野からの、日本にまつわる365日分の知識。この本をさらっと読み、知ってるようで知らなかったことをさらっと初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて知ったかぶりしながらほんの少しだけ、書くことを1年間続けます。最低限「350ページ以上ある本を読んだよ!」の事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。言わんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365