ロマン派の作曲家たちは、交響曲を至高とし、ベートーヴェン、シューベルト、ワーグナーを偉大な作曲家として天才礼賛の流れを興した。
旋律が最重要視され、そのためには形式すらも犠牲にされた。
曲は長くなり、例えばワーグナーの「ニーベルングの指輪」などは全て演奏するのに15時間以上かかる。
演奏家には超絶技巧が求められるようになり、世界で数人のソリストにしか演奏できないパートが存在したりする。
音楽を極端にしすぎている、という批判も多いが、それでもイタリアやドイツで、華々しい優れたオペラ形式を作り上げていった。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365